第38回NAHAマラソン優勝者インタビュー
2024/12/25
2024年12月1日(日)、沖縄県那覇市で行われた第38回NAHAマラソンにおいて佐藤製薬の社員である鈴木智さんが2時間22分7秒のタイムで優勝しました。
そこで今回は優勝した鈴木さんに、優勝の感想やケアの方法についてお話を聞きました。
Q1.NAHAマラソン優勝おめでとうございます。率直に今の気持ちを教えてください。
A1.とても嬉しく思っています。過去出場した2大会はいずれも6位で、特に昨年は自信を持って挑んだレースであっただけに悔しい結果となりました。その悔しさもあり今大会に向けてよりトレーニングを積んできたので、このような結果を残すことができました。
Q2.優勝できた要因はどのあたりだと思いますか?
A2.昨年大会は暑さで脱水気味になってしまい、マラソン後半では途中棄権が頭をよぎるほど厳しいレースとなりました。その経験から、今年は夏の暑い時期からNAHAマラソンを意識した練習を行ったことで、沖縄の暑さへの耐性がついたと感じています。また、レース中はこまめな水分補給を心掛けました。結果、しっかり実力を発揮することができたと感じています。
Q3.筋肉のケアや疲労回復にはどのようなことをしているのか教えてください。
A3.普段からストレッチや指圧でのマッサージは心掛けていますが、高強度のトレーニング後には温泉での交代浴や鍼治療なども取り入れることで、トレーニングを継続的に行うことができています。 ただし日常の中で忙しく、ケアに時間をかけられないこともあります。
Q4.体のメンテナンス方法は何かありますか?その際どのようなタイミングでメンテナンスを行いますか。
また、身体のケアで気を付けている部分はございますでしょうか。
A4.定期的に整体や鍼治療に行くようにしています。
主にレース後や高強度トレーニング後に筋肉を緩めてもらう目的で行くようにしています。
ただレース前のコンディショニングで行く場合には、筋肉を緩めすぎると筋出力が下がってしまうこともあるので、筋肉を緩めず、血流を上げたり可動域を広げることでレース当日に良い状態で走れるような治療を行ってもらいます。
Q5.今後の目標について教えてください。
A5.来年は東京マラソンでの自己記録の更新や、NAHAマラソン2連覇を目標にしています。また、ウルトラマラソン(100km)にも初挑戦するつもりですので、よりトレーニングに励みたいと思っています。
Q6.練習は普段どれくらいしているのでしょうか。仕事との両立の仕方を教えてください。
A6.平日については帰宅後に15kmほどのジョギングを行い、休日には35km走やスピードを意識した高強度のトレーニングを行っています。繁忙期でなかなかトレーニングに時間をさけない時には、帰宅ランを取り入れたこともありました。ただし仕事が優先なので、疲労が溜まってきたと感じる際には無理に練習せず、疲労回復に努めるよう心がけています。
Q7.痛みとどのような付き合い方をしていますか?
A7.痛みを感じる際には極力走らないようにしています。痛みを感じながら走ってしまうと、患部をかばうようなフォームとなってしまい、走りのバランスが崩れ、他の部位も痛めてしまう可能性があると考えているからです。ただし目標のレースがあり、トレーニングを継続しなければいけない場合には、水泳、バイク、筋トレなど、走る以外のトレーニングを取り入れることもあります。
Q8.体のどの部位のメンテナンスを特に心がけていますか。
A8.走ることは全身運動ですので、どの部位のメンテナンスも大切ですが、特にふくらはぎは重要であると考えています。ふくらはぎは第二の心臓ともよばれており、下半身の血液を循環させるための働きがあります。そのふくらはぎが凝り固まってしまうと、血流が悪くなり疲労が蓄積してしまう原因となるので、日ごろからマッサージやストレッチでケアするよう心がけています。
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今回インタビューしたのは・・・
佐藤製薬株式会社 八王子工場勤務
鈴木 智さん